医療法人杏華会 あかい家のこどもクリニック

小児医療の枠を超えて
子どもたちの明るい未来を創る。

滋賀県の大津市で小児科医をしている、あかい家のこどもクリニック院長の浅井大介です。小児科には、どのようなイメージをお持ちでしょうか?「子どもが行くのをこわがる」、「先生が忙しそうで質問がしにくい」。そんなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。私たちが目指すのは、子どもはもちろんのこと、保護者の方も安心できるクリニックづくり。ボーネルンド社デザインの、森をモチーフにした待合室。絵本や子育て雑誌が充実した畳室や授乳室。保育士が一人ひとりに寄り添うことで、「子どもたちが通いたくなる小児科」でありたいと考えています。また、小児医療と合わせて、育児相談などお母さん方に喜ばれるサービスを提供していることも特徴で、全国のクリニックが視察に来るほど。「小児医療の枠を超えて、子どもたちの未来を明るくしたい!」という想いに共感し、一緒に働いてくれるパートナーを募集します。

偏差値40だった私が
9年かけて医師の道へ。

私立中学に入学するための入塾試験に3回落ち、中学校・高校ではやる気もなく学校も不登校気味。18歳で進路を決める段階で偏差値40。当時、私が医師になると思った人は誰もいなかったと思います。ターニングポイントになったのが、シュバイツアーの伝記でした。彼は「世のために尽くしたい!」と30歳から医療を学び、途上国の医療奉仕活動などでノーベル平和賞をもらうほどの人になりました。「私も困っている人を助けられる人になりたい!そのために医師を目指そう!」と一念発起。新聞配達のバイトなどをしながら勉強を続け、9年がかりで国立医学部に入り、小児科医になりました。

小児科医として親身になるほど
放っておけない課題に直面する。

多くの患者さんにお越しいただき、クリニックの経営は順風満帆です。その一方で、たくさんの子どもたちを診て、ご家族の悩みまで深く聞くからこそ「放っておけない!」と感じる、子どもにまつわる社会課題に直面することも。たとえば、病院に行きたくてもお金がない、保険証がない、時間がないという家庭。不登校で体の調子を壊している子ども。親がうつや引きこもりで子どもを病院に連れて来られないケースもあります。「診察室に辿り着けているだけでも恵まれている」と思えるほど、悩みを抱えている家庭がたくさんあるのです。目の前の課題を解決していくために、「子どもの訪問診療」をはじめ、産後の心配事を相談できる「助産師外来」、公認心理師が寄り添って考える「子育て外来」など、小児科の枠にとどまらない活動を実践しています。

笑顔が素敵で、子どもたち、
お母さんのために寄り添える方と出会いたい。

私たちは一緒に働く仲間を「パートナーさん」と呼んでいます。みんなとてもやさしくて、笑顔が素敵で、子どもたち、お母さんのために寄り添える人たちです。ともに働いてくれているパートナーの皆さんの協力もあり、地域の方々に喜ばれています。患者さんに選ばれていることは誇らしいのですが、予約が取りにくくなっているのは課題でもあります。新たな仲間としてお迎えしたいのは、当院の理念である「目の前の人に喜んでもらう」ことに、やりがいを感じていただける方。チームワーク良く働きたいと思っている方。患者さんに寄り添いながら、やさしく明るいクリニックづくりに取り組んでくださる方です。

パートナーさんを大切にします。

私たちは「一緒に働くパートナーさんを大切にしたい」と考えています。来院した子どもたちやお母さんに安心していただくためには、パートナーさんの力が欠かせないからです。多忙を極める医療現場では、患者さん第一で、働きやすさは二の次という職場も多いのではないでしょうか。実際、これまで勤務した病院でも、職場に対して不満を持つ方々を見てきました。長く、安心して働いていただくために、パートナーの皆さんと話し合いながら、働き方を考えていきたいと思います。当院独自のおもしろい取り組みを紹介します。美容院代を半額補助、ふるさと納税の返礼品をプレゼント、京都リッツカールトン、東京青山のレストランカシータなどでの食事会など、パートーナーさんの嬉しそうな笑顔を見るのが喜びとなっています。

シュバイツァー博士のように
人のため、社会のために貢献したい。

開院して以来、子どもたちの病気を診るだけでなく大事にしてきた想いがあります。親子が孤立して育児をする「孤育て」を防ぐこと。それが虐待防止や少子化の改善へつながると信じて活動しています。そうした活動を広げるために、2023年には分院である「みどりの森こどもクリニック」を開院。午前中は子育て支援施設として、午後は小児科クリニックとして一般診療をしています。今後も、母乳の出が悪いなど新生児にまつわる不安を支える「産後ケア事業」、子育てにまつわる相談ができる「子育て支援事業」など、小児医療を軸としながら、子どもたちが生きやすい社会をつくる活動を進めていくことが目標です。

子供が4人。新たなチャレンジができるのは、
看護師である妻の存在があるから。

10代の頃は落ちこぼれだったこともあり、もともと自己肯定感の低かった私が、様々な新しいことに挑戦してこられたのは、看護師である妻の存在があってこそ。大きな病院での小児科医勤務を経て開業したのも、妻の後押しがあったから。その後も、妻がいつも側で意見をくれたり、4人の子どもを育てる母としての目線を教えてくれたり、私を信じて応援してくれたから医師を続けられています。また困っている人を助ける活動にもチャレンジできるのも妻のおかげです。そう考えると、家でも職場でも頭が上がりませんね(笑)。妻だけでなく、パートナーさんたちのおかげで、目の前の人のために働くことができていることに、日々感謝しています。ぜひ、クリニックの雰囲気をのぞきにきてください。