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発達相談外来のご案内|幼児期のお子さまの発達が気になる保護者の方へ2025.12.02
当院では、小学生に入るまでのお子さまを対象に、小児科専門医・小児神経専門医による「発達相談外来」を行っています。
「育てにくさ」「発達の遅れ」が気になるお子さまについて、特性を理解し、お子さまに合った支援方法や地域のサポート体制を一緒に考えていきます。

このようなお悩みはありませんか?
乳幼児期のお子さまによくみられる発達特性や行動の困りごとについて、以下のような相談を受け付けています。
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歩き始める時期が遅い
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言葉が遅い、言葉が増えない
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目が合いにくい、人に興味が向きにくい
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友達と遊ばない、一人遊びが多い、遊びに強いこだわりがある
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座っていられない、順番を待てない、思いつくままに動いてしまう
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感覚が過敏(例:服のタグを嫌がる、抱っこを嫌がる、大きな音が苦手、匂いに敏感、偏食が強い)
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運動会や発表会のような場面がつらい
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思い通りにならないと激しく泣いたり取り乱す
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決まった順番やルールが変わると強く嫌がる
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指示やお願いが伝わりにくい
「当てはまるかもしれないけれど、どこに相談したらいいのかわからない…」
そんな保護者の方の不安に寄り添い、丁寧にサポートします。
必要に応じて行うサポート
相談内容に応じて、以下のような支援を組み合わせて行います。
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発達検査(WISC、K式など)による評価
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漢方薬を中心とした投薬相談
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言語・作業・行動・感覚面の療育支援
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保育園・幼稚園との情報共有、支援調整
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行政機関(相談支援、福祉サービス等)との連携
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医師・心理士による保護者支援、子育て相談
お子さまだけでなく、保護者のメンタルサポートも重視しています。
子育ての悩みを一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
院長より|幼児期(0〜6歳)の早期支援が大切です
就学前に適切なサポートを受けられると、
小学校入学後の集団生活がスムーズになり、負担を減らせる可能性があります。
幼児期のうちに気になるサインがあれば、早めの相談・支援がおすすめです。
特に以下が気になる場合は、早期介入が有効とされています。
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食事や睡眠、生活リズムの乱れが続く
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身の回りの困りごとで、生活に大きな支障がある
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行動や情緒の問題が頻繁に起こる
「様子を見ていいのか…」
「育て方のせいではないか…」
と悩む保護者の方は少なくありません。
しかし、子どもの発達は非常に個性が豊かで、誰にでも「その子に合う支援」があります。
少しでも気になることがあれば、ひとりで抱え込まずにご相談ください。
発達相談を受けるメリット
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お子さまの特性や今の状態がわかる
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“困りごと”への具体的な対処法が得られる
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保育園・幼稚園での支援が受けやすくなる
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行政サービスや療育につながりやすくなる
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保護者の負担や不安が軽減される
診断だけが目的ではなく、よりよい子育て環境づくりを一緒に考える外来です。
ご相談はお気軽に
発達に関する悩みは、決して珍しいものではありません。
早期に相談することで、子どもの得意を伸ばし、困りごとを減らすことができます。
「気になるけれど受診するほどではないかも…」
そんな時こそ、ぜひお越しください。
まとめ|気になるサインがあれば早めにご相談を
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幼児期の発達支援は、将来の生活に大きく影響します
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特性は「育て方」で決まるものではありません
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子どもに合った支援が必ずあります
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保護者が安心して子育てできる環境づくりも大切です
あかい家のこどもクリニックは、お子さまと保護者の皆さまに寄り添いながら、安心できる支援を提供していきます。


















